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4. 同文通考

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同文通考
4卷 新井〔君美〕(白石)著 新井白蛾補 寶暦10(1760)刊 (江田勇二旧蔵)
請求記号:特35

6代将軍家宣・7代将軍家継を補佐した新井白石は、諸大名の家伝集『藩翰譜』の編纂・自叙伝『折たく柴の記』で著名だが、学者としての業績は史学のほか地理学、国語学、詩文、考古学など広範囲にわたっている。『同文通考』は白石が和漢の文字の概略について記したもの。巻一は中国における起源、書体、変遷、俗字など、巻二は日本、巻三は漢字以外のカタカナなどの文字、巻四は国字、国訓、借用、誤用、訛字、省字について述べる。
掲出は巻四の「國字」から、「俤」「働」の部分。国字は日本でつくられた漢字を意味する。
『同文通考』は多く写本も伝わるが、本書は新井白蛾が補訂した通行版である。1冊目見返しに「浪華書林 梧桐館梓」、刊記に「寶暦十庚辰年九月/大坂高麗橋壹丁目/吹田屋多四郎繍」とあり、『同文通考』(古屋彰解説 勉誠社 1979 当館請求記号/8110/4/79)によると通行版のうちでは初版とされる。

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