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ばけもの千両
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ばけもの千両菊地正著 市川禎男絵偕成社 1979年 |
主人公 | 江戸の人々と動物たち |
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時代 | 安永(1772)年間から安政(1860)年間 |
舞台 | 江戸市中 |
紹介 | 油問屋の奉公人 (ほうこうにん) 、十十郎(とおじゅうろう)は、主人に頼まれて神田明神下 (かんだみょうじんした) のばけもの長屋に住むことになります。ところが毎晩出てくるのはネズミばかり。十十郎はネズミにエサをやるうちに仲良くなり、おもしろい話を聞かせてもらいます。命を助けられたヘビが女の子に恩返 (おんがえ) しをした話、江戸湾でとらえられたクジラの話、かわいがっていた犬が主人の身代わりに処刑 (しょけい) された話など、人と動物の不思議な話ばかりです。 |
まめちしき 捕鯨 |
日本人は縄文時代 (じょうもんじだい) から捕鯨 (ほげい) をしてきました。江戸時代には、あみでクジラを取る方法が広がりました。数百人の人々が船に乗り、大きなクジラを二重三重のあみで囲い、もりを打ちこみます。浜には大勢の人たちがクジラの解体のために働き、捕鯨は大きな産業になりました。 <参考文献> 『鯨と日本人のくらし』 秋道智彌著 ポプラ社 |
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