ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文へ移動する

ここからグローバルナビです。

グローバルメニューここまでです。

4. 役者似顔早稽古

役者似顔早稽古

Copyright (C) 2003 東京都立中央図書館特別文庫室 All Rights Reserved.
無断で転載・転用することを禁止します。

初代歌川豊国画 鶴屋喜右衛門 文化14年(1817)刊 1冊
東京誌料 5714-23(右)

同(後修)
加賀文庫 5990(左)

役者の舞台姿や日常姿を描く役者絵は、明和頃から似顔で描かれるようになる。現代のブロマイドと同様の役割を果たし、大量に制作販売されていた。本書はその役者の似顔絵を描くための手引書で、売れ行きがよく、上掲の「役者似顔画法」では、五代目市川団十郎の顔を七代目に差し替えるなどして長く商品価値を保った。「全て人の面を描くに、まづ鼻より先に描くべし。次にこの図のごとく口二、眼三とその順に描くべし。・・・」と、わかりやすく手引している。
他に、似せて描くためのポイントを図示した「役者似顔略画大概」、種々の鬘の例を挙げる「舞臺鬘大体」、裸体の絵の上に衣裳を着せ図示した「人物支体衣紋之画法」などを解説する。

ここからサイトのご利用案内です。

サイトのご利用案内ここまでです。