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3. 小公子

小公子

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バーネット原作 若松賎子訳 博文館 1897年(明治30年)
/933/バ9/50

若松賎子は翻訳家、作家、教育者。『小公子』は、まず「女学雑誌」に連載され、没後、出版された。明治翻訳小説の傑作といわれている。それまで漢文体が主流であったのに対し、当時の口語を生かした言文一致体で書かれ、名訳として長く広く読み継がれた。
『小公子』は、大人向けの作家としても有名なバーネットが、書いたはじめての長編児童文学作品である。
当館の所蔵は、1918年(大正7年)の30版である。

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