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10. 東京名所新橋ステンション蒸氣車之圖

東京名所新橋ステンション蒸氣車之圖

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歌川広重<三代>画 明治8(1875) 山清刊 大判錦絵3枚続
東京誌料723-C24

新橋ステンションは、明治5年(1872)9月の新橋横浜間鉄道開通に伴い、汐留の旧竜野藩邸跡に建設された。横浜の駅舎と同型で、ともにアメリカ人ブリジェンスの設計。木骨石張りの2階建て2棟を平屋の建物で連結する本格洋風建築となっている。江戸城造営にかかわった甲良家の十二代にあたる大島盈株も、駅舎建設の担当者となっている。
当画は駅のホームに停車するいわゆる陸蒸気(おかじょうき)を手前に描いている。駅員らしき人が乗車を案内する様子が見える。鉄道敷設は外国人による築地居留地での貿易を横浜同様盛んにする目論見であったが、新橋横浜間29kmが53分で結ばれたため、かえって横浜までの日帰りを可能にすることとなった。

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