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Wilhelm Hauff
Munchen : Andermann, 1957
F/E/B141/3

「コウノトリになったカリフの話」や「鼻の小人」など、一度読んだら忘れられない印象を残すハウフの童話集。ウィルヘルム・ハウフ（1802-1827）は、シュトゥットガルトに生まれ、25歳で惜しくも亡くなった。ひとつの物語のなかにいくつもの物語が組み込まれている「枠物語」の形式や題材など、「アラビアンナイト」の影響を大きく受けながらも、ドイツの深い森の息吹をも感じさせるメルヘンは、長く読み継がれている。この版では、美しい水彩画の挿絵が眼を楽しませる。