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1. 湖月抄

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湖月抄
54巻 北村季吟著 延宝1(1673)成立 刊
請求記号:加8066

『源氏物語湖月抄』とも。書名は、紫式部が石山寺に参篭し、琵琶湖に映る月を見て須磨の巻を書いたという伝説に由来する。源氏物語の全本文を掲げて傍注を添え、上欄に先行の諸注を集成して、更に自身の考えを加えている。傍注は、文中の人物や言葉の主を示し、語意・文意を明らかにする。
近世に新たに起こった国学にもとづく註釈に対して、湖月抄までを「旧注」という。
註釈の54巻に発端(加8066)・系図(加8062)・表白(加8073)・雲隠説(加8070)各1巻、年立(としだて)(加8064)2巻を付す。
本文を完備し、諸注も集大成され、基礎的な事柄が説明されていることなどから、近世を通じて最も広く流布し、『源氏物語』の普及や研究の促進に大きく寄与したといわれる。

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