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1.植物図譜稿(海雲楼博物雑纂より)

植物図譜稿(海雲楼博物雑纂より)

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植物図譜稿(海雲楼博物雑纂より)
写図彩色 27.7×19.3cm (宍戸昌旧蔵)
請求記号:特5126-1 (本図は特5126-1-15-13)

幕末に、幕府の洋学研究教育機関である蕃書調所で作製されたと考えられている植物図譜稿。後に日本近代絵画の先駆者とされる高橋怡之介(由一)が描いた図も39図含まれる。図に見える年記から、由一に関しては文久3年から慶応元年の仕事であることがわかる。本図はそのうち「トウテイラン」(洞庭藍)を写したもの。花名は青紫色が鮮明なことから、中国の洞庭湖の色に因んでつけられたという。
海雲楼は旧蔵者宍戸昌(さかり)の号。宍戸は元刈谷藩士、維新後大蔵省国債局長などを勤めた人物で、近代植物学の先駆伊藤圭介や蕃書調所で指導にあたっていた博物学者田中芳男などと親しく、その関係でこの図稿を所蔵したと思われる。

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