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『かちかち山』 （講談社の絵本）
尾竹国観絵　松村武雄文　大日本雄弁会講談社　1938年
請求記号：E/419/58

「講談社の絵本」は、1936年（昭和11年）から、毎月4冊を同時に発売し、1942年（昭和17年）の終刊までに203号を数えた。極彩色印刷で、44〜64ページという厚さがあり、1冊で1テーマを取り上げるなど、これまでの常識を覆した豪華な絵本で、大量に販売された。
画家の尾竹国観は、子供のころから画才を発揮し、雑誌への投稿作品を認められて、13歳から『小国民』に挿し絵を載せた。挿絵だけでなく、歴史画家としても活躍した。本書は晩年の作品。