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1. 千代田之御表

千代田之御表の画像

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千代田之御表
御大禮之節町人御能拝見 橋本周延画 明治30年(1897)刊 福田初治郎 大判錦絵3枚続
請求記号:614-C1-4

江戸時代、幕府では将軍宣下、跡継ぎの誕生などの祝い事や重要な儀式の際、城内の能舞台で能楽を催した。その際、江戸町民も城内に入り将軍はじめ武士と共に能を拝見することが許された。これを「町入能(まちいりのう)」という。町人は定められた場所に集合してから城内へ向かい、途中で慣例となっている傘をもらい、能舞台白洲に詰めて座った。一度に約二千五百人の町人が見物したので、すし詰め状態だったといわれる。本来厳粛な雰囲気のはずが、史料によるとかなりの騒がしさであったらしい。
本図は、江戸城内での公式の場である表における年中行事や遊興の様子などを描いた錦絵揃い物のうちの一点。

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