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1.海国兵談

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海国兵談
16巻 林子平著 写 5冊
請求記号:近124

ロシアの南下策に危機感を募らせた林子平(1738-1793)が著した海防書。
掲出は第1巻「水戦」より。「江戸の日本橋より唐(から)阿蘭陀(おらんだ)まで境なしの水路なり。然るを是に備えずして長崎にのみ備るは何ぞや。小子が見を以てせば安房相模両国に諸侯を置きて入海の瀬戸に厳重の備をなし度事なり。日本の惣海岸に備ふる事は先此港口を以て始とすべし。此れ海国武備の中の又肝要なる所なり」と海国にふさわしい国防体制を敷くことが必要であると説いている。寛政の改革によって絶板とされ、子平も処分を受けた。没後の天保12年(1841)に罪を許され、本書も嘉永4年(1851)に『精校海国兵談』として再び刊行された。

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