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1. 新竹取物語(一名指子姫)

新竹取物語(一名指子姫)の画像

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新竹取物語(一名指子姫) みやつこまろ訳
少年世界 第1巻19号、21号、22号
博文館 1895(明治28)年10月1日号 11月1日号 11月15日号

「おやゆびひめ」の日本での初訳。雑誌『少年世界』に3号にわけて掲載された。
竹から生まれたかぐや姫のイメージから、「新竹取物語一名指子姫」と題し、「昔時(むかし)、去る処(ところ)に一人の女あり」のように文語体で書かれている。
ストーリーは、原作に忠実だが、日本の子供たちに受け入れられるように、「魔法使い」を「仙人の翁」、「大麦」を「米」、「チューリップ」を「椿のような形で牡丹のように麗しく梅よりも香り高い花」と訳している。挿絵も、振袖姿の指子姫が、最後の婚礼の場では綿帽子をかぶるなど、和風に描かれている。
著者の「みやつこまろ」(本名:森晋太郎)は、翻訳家、新聞記者。
『少年世界』は、児童文学者、巌谷小波編集による雑誌で、当時人気を博し、外国児童文学も多数掲載された。

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