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4.印度舶来象

印度舶来象の画像

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印度舶来象 歌川芳形画
文久3(1863)刊 36.5×25cm
請求記号:東5891-C18

江戸時代後期、両国広小路などの盛り場には、軽業、曲芸、動物、細工物などの見世物小屋が点在しました。好奇心旺盛な江戸っ子たちは、時間をみつけては夢中になって見世物小屋へ通いました。インド産の象は文久3(1863)年春、両国広小路で見世物とされました。この象は江戸中の評判になり、十数組の象錦絵が飛ぶように売れたといわれています。
虎や象、駱駝など、日本に初めて来た動物を見ることは御開帳のありがたい神仏を拝むのと同じように、悪病を祓うなどの現世の御利益があるといわれていたことも、見世物に人が集まる一因であったようです。

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