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6.[全盛虎女石]大いそのとら 瀬川路考

[全盛虎女石]大いそのとら 瀬川路考の画像

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[全盛虎女石]大いそのとら 瀬川路考 歌川豊国画 文化2年(1805)刊 18.7×13.0cm
請求記号:M137-2

「全盛虎女石」で瀬川路考が演じる「大磯のとら」を描いています。「大磯のとら」とは、曽我物*の対面の場に登場する曽我十郎の恋人の名前です。歌舞伎では常に立女形(一座の最高位の女形)が勤めます。
瀬川路考は瀬川菊之丞の代々の俳名です。江戸時代を通じて女形の名門であり、その人気から「瀬川帽子」(初代)、「路考茶」(二代)などを流行らせました。三代目の路考は、文化4年(1807)に俳名を「仙女」と改め、「仙女路考」とも呼ばれました。その名をとった「美艶仙女香」という白粉も生まれています。
*曽我物 源頼朝家臣の工藤祐経に父を討たれた曽我五郎・十郎兄弟が18年目に敵討ちを果たしたという史実に基づく芝居。幸若舞、能、古浄瑠璃をはじめ多数の演目があり、特に江戸っ子に喜ばれた。

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