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都風俗化粧伝　3巻3冊　佐山半七丸著　速水暁斎画　文化10年（1813）刊　24.0×17.0cm
請求記号：東0732-50

江戸後期に出版された、化粧法や身仕舞い、身のこなし方などについてまとめられた資料です。冒頭に、この本のとおりに従えば、どのような容姿の女性であっても「百媚百嬌をそなふ美人となさしむること何のうたがふ処かあらん」と書かれています。
当時、化粧品の流行や宣伝、販売に一役買っていたのは歌舞伎役者でした。また髪型や化粧、衣装などに絶えず工夫をこらし、ファッションリーダーとしての役目も果たしていました。ここに描かれている「路考結び」は6番の瀬川路考（三代）考案の帯結びです。