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9.洗雲亭藏幅縮図

洗雲亭藏幅縮図

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齋藤松洲(しょうしゅう)画 特大 1冊
請求記号:加4770

この資料は、書名により、加賀氏と交友のあった画家の斎藤松洲(しょうしゅう、未詳-1934)が、「洗雲亭(せんうんてい)」即ち加賀氏所蔵の図幅を縮写して1冊としたものかと推察されます。春夏秋冬の四季の順に配列されています。
ここに掲載した箇所は、鮎を描くのが巧みなことで有名だった下野(しもつけ、現在の栃木県)の画人小泉斐(あやる)(檀山(だんざん)と号す 1765-1854)の絵を写したものです。ちなみに、「〔洗雲荘所蔵美術品目録〕」(請求記号:加12433)によると、加賀氏は小泉檀山の鮎図を少なくとも二幅所蔵していました。
加賀文庫でも所蔵する「仰山閣畫譜」(ぎょうざんかくがふ、加4757 仰山閣は松洲の居宅の号)は、齋藤松洲の作品を写真版で刊行したものですが、その多くの作品の所蔵者として「加賀豊三郎」の名前が挙がっています。この「仰山閣畫譜」や、加賀文庫で所蔵する「老莊畫談」(ろうそうがだん、加814)の冒頭には、齋藤松洲から加賀氏に宛てたと見られる直筆の書き入れもあり、両者の交友を偲ばせます。

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