9. 皇居奥表絵画録
Copyright (C) 2016 東京都立中央図書館特別文庫係 All Rights Reserved.
無断で転載・転用することを禁止します。
皇居奥表絵画録
木子清敬編 写 1冊 明治21年(1888) 皇居御造営事務局用箋
A Record of Pictures in the Inner Palace and Front Palace
請求記号:木W9
皇族の居住空間であった奥宮殿には、廊下等の中仕切りとして杉戸が設えられ、狩野派や南画派など、当時の各流派の一流の画家たちにより様々な絵が描かれました。この資料には、杉戸絵の作者や画題の一覧のほか、11枚の画像が含まれていますが、実際に完成された杉戸絵との関係は不明です。これらの杉戸絵の一部は、空襲で明治宮殿が焼けてしまった際に運び出され、宮内庁や東京国立博物館に現存しています。