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徳川家康が江戸に幕府を開いてまもない慶長13年(1608)頃の江戸の町並みを描いたと考えられている絵図です。江戸城とその周辺にあたる内曲輪(うちくるわ)を正確な縮尺で描いています。
寛永9年(1632)に書かれたとされる、初期の江戸図を代表する絵図です。現在知られている限りで、最も古く、内容が正確だと言われている江戸図です。初期の江戸の町を知ることができます。
本図は現存する最古の江戸図を写した絵図と言われています。測量によったものではなく、素朴なスケッチ風の図ではありますが、信頼できる最初の江戸図とされています。江戸図の歴史のうえでもたいへん貴重なものです。
江戸時代初期の江戸の町の様子を知ることのできる絵図です。通常、江戸図は西を上にしていますが、この図は、上が浅草、下が芝、右が海、左が青山とあるように、縦長で、北を上にしている点に特徴があります。
明暦(めいれき)の大火(明暦3年(1657))後、大目付(おおめつけ)で洋式測量術の権威だった北条安房守氏長(ほうじょうあわのかみうじなが)が、幕命により行った実測をもとに刊行された江戸図です。
江戸の地図は、初めは全体が1枚の地図に収まっていましたが、大都市へと発展したことにより、とても1枚には収まりきらなくなりました。