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冬の龍
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冬 の 龍藤江じゅん作 GEN絵福音館書店 2006年 |
主人公 | 小学生のシゲル、雄治、哲 ケヤキの化身 |
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時代 | 江戸と現代 |
舞台 | 新宿区 早稲田付近 |
紹介 | 江戸時代、早稲田 (わせだ) の神田川 (かんだがわ) に龍 (りゅう) が産み落とした卵 (たまご) は、川の工事で掘り起こされ、寺に奉納 (ほうのう) されました。卵は幸運にもケヤキの木から養分をもらい、龍となって天に昇りました。ところがその龍に力を与えるはずだった雷 (かみなり) の玉が行方不明 (ゆくえふめい) となり、今年中に天に返さないと災 (わざわ) いをもたらすというのです。シゲルたちは、ケヤキの化身 (けしん) と力を合わせ雷の玉の探索 (たんさく) に乗り出します。 |
まめちしき 神田川の工事 |
二代将軍、秀忠 (ひでただ) は、神田山 (かんだやま) を切りくずして、堀を作りました。川の流れをつけかえる大工事でした。これにより、江戸城の外堀 (そとぼり) が完成し、神田川と呼ばれるようになります。神田山から掘り出された土で日比谷 (ひびや) 入り江が埋 (う) め立てられ、江戸の町はさらに広がりました。 <参考文献> 『江戸の町 上』 内藤昌著 穂積和夫イラストレーション 草思社 |
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