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第39回 いろいろな双六

2010年9月21日更新

特別文庫室には江戸から明治を中心とする約25万点の資料が保管されています。形態上から見ると和書、漢籍、錦絵、地図、書簡、書画・拓本と多岐にわたります。
この中には、江戸、明治、大正に亘る双六が約800点あります。お正月の遊びの定番であった双六も、今ではゲーム機に押されすっかり影が薄くなってしまいましたが、一枚一枚に実に多様な題材が盛り込まれ、その時代相をも反映して大変興味深いものがあります。今回はその双六コレクションから10点を取り上げてみました。
本来双六とは、囲碁や将棋と同じような盤上遊戯を指していました。近世に入ると次第に衰退し、紙の増産や印刷術の普及に伴って絵双六が興り、庶民の間で広く行われました。両者の性格は違いますが、賽の目によってコマを動かすという共通性から、これもまた双六と称されたようです。
絵双六には、区画ごとに賽の目に対する指示があり、それに従って飛び越えたり戻ったりする「飛び双六」と、ふり出しから上りまで順々に進む「廻り双六」、及び両者の複合形態のものがあります。
この下に並んでいる小さな画像をクリックすると、拡大した画像と解説が表示されます。

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