アフガニスタン・イスラム共和国
令和元年8月2日更新
基本情報
1 国名の由来
アフガン族の「アフガン(山の民)」と、「国・地方」を意味するペルシャ語の「スタン」を合成したもので、「アフガン族の国(山の民の国)」という意味。
2 国旗の由来
中央の紋章は、麦の穂に囲まれたモスクとミフラーブ(聖地メッカの方向を示す装飾的な壁のくぼみ)が描かれ、その上に「アッラーのほかに神は無し、ムハンマドはアッラーの預言者なり」という『コーラン』の聖句がアラビア語で書かれている。黒は外国侵略と抑圧の歴史、赤は独立運動で流された血と犠牲、緑は自由と平和を表す。
3 面積
約65.2万平方キロメートル(日本の約1.7倍)
4 人口
2,916万人(2016年〜17年 アフガニスタン中央統計局 Afghanistan Statistical Yearbook)
5 首都
カブール
6 言語
公用語であるダリー語、パシュトゥー語の他、ハザラ語、タジク語等
7 宗教
イスラム教(主にスンニー派のハナフイ学派であるが、ハザラ人はシーア派)
8 豆知識
モスク(イスラム教の寺院)や麦の穂がリース状に描かれているのはアフガニスタンの国旗だけ。しかし、その紋章部分を実際に製作することが簡単ではないこともあり、国内では一般的に紋章のない国旗が用いられている。