アルバニア共和国
令和元年7月22日更新
基本情報
1 国名の由来
アルバニアとは「白い土地」(ラテン語のalbus「白」が語源とされる)という意味。16世紀からのオスマン・トルコの支配は4世紀に及び、1912年アルバニア王国として独立を果たした。1946年にアルバニア人民共和国として社会主義陣営に属するも、1991年に共産党独裁を放棄し、現在の国名に変更。
2 国旗の由来
双頭の黒い鷲は「スカンデルベグの鷲」と呼ばれ、15世紀にオスマン・トルコを撃破した英雄スカンデルベグが、軍旗に使ったことに由来する。アルバニア人が強い鷲の子孫であるという故事に基づき、その鷲が頭を2つ持っているのは、国土が東洋と西洋の中心にあることを示している。地色の赤はオスマン・トルコのシンボルカラーで、長い間トルコの支配下にあったことの名残である。
3 面積
約2.9万平方キロメートル(四国の約1.5倍)
4 人口
約289万人(2014年 アルバニア統計局)
5 首都
ティラナ
6 言語
アルバニア語
7 宗教
イスラム57%、ローマカトリック10%、正教7%
8 豆知識
アルバニア人などバルカン南部地方の民族は首を振って肯定を、うなずいて否定を示す正反対のジェスチャーを示す世界でも珍しい習俗をもつと言われる。これはかつてのトルコ人の習俗の名残と言われている。