アンティグア・バーブーダ
令和元年7月22日更新
基本情報
1 国名の由来
国土を構成する2つの主な島の名前、アンティグア島とバーブーダ島を合わせたもの。前者はスペイン・セビリアのサンタ・マリア・デ・ラ・アンティグア教会に由来。後者はバルバドス島と誤って地図に記されたものが、英語なまりになった。
2 国旗の由来
勝利を意味する赤いV字型の向こうに昇る太陽を描いた斬新なデザイン。赤は国民の活力、黒は大部分を占めるアフリカ系の人々、白はヨーロッパ系の白人、青は希望を表している。また、黄色い太陽は時代の夜明けを象徴し、青は海、白は砂浜を意味し、この国の大切な観光資源を表している。
3 面積
440平方キロメートル(種子島とほぼ同じ)(2017年 世界銀行)
4 人口
10.2万人(2017年 世界銀行)
5 首都
セントジョンズ
6 言語
英語(公用語)、アンティグア・クレオール語
7 宗教
キリスト教(英国国教会、プロテスタント、カトリック等)、その他
8 豆知識
18世紀末に完成した海軍造船所「ネルソンズ・ドックヤード」は現存する最古の造船所で、観光スポットとなっている。その名は英国海軍ネルソン提督の名前に由来する。18世紀には、この島の港はイギリスにとってカリブ海への玄関と言われ、植民地への重要な中継港だった。砂糖プランテーションのため、多くの黒人奴隷がアフリカから連行された。