アルメニア共和国
令和元年7月22日更新
基本情報
1 国名の由来
アーリア系アルメニア人の名に由来。伝説ではカスピ海周辺には、前19世紀頃からハイ族が住んでいて、ハイ族の英雄アルメナケに率いられ分派した一族がアルメニア族と名乗り、後に民族名に使用されたと言われる。1991年ソ連邦解体に伴ってアルメニア共和国となった。
2 国旗の由来
赤・青・オレンジの三色旗で、独立を回復した1918〜21年の間に使用された旗を1990年に復活させたもの。赤は独立の闘争で流された血と犠牲を、青は空と豊かな国土を、オレンジは実り豊かな小麦を表し、国民の団結と勇気を象徴している。
3 面積
約3万平方キロメートル(日本の約13分の1)
4 人口
290万人(2017年 国連人口基金)
5 首都
エレバン
6 言語
公用語はアルメニア語(インド・ヨーロッパ語族に属し、独立の一語派をなす。独自の文字を持つ)
7 宗教
主としてキリスト教(東方諸教会系のアルメニア教会)
8 豆知識
アルメニアはブランデーの産地として知られている。アララト渓谷で栽培される白ブドウと湧き水から熟成されるその独特な味わいは洋酒愛好家にも定評がある。1945年ヤルタ会談の場でスターリンはチャーチルに10年物のアララト・ブランデーをふるまった。チャーチルはそれを大変気に入り、亡くなるまで毎年イギリスまで送らせていたという。