ボリビア多民族国
令和元年8月9日更新
基本情報
1 国名の由来
「ボリバルの国」という意味で、ボリビア独立の功労者シモン・ボリバルに因んでいる。ペルー独立後の1825年8月、スペインのペルー植民地の一部だったアルト・ペルー(ボリビアの旧名、アルトは「上部」の意味)は、ベネズエラ生まれで南米解放の英雄ボリバルの支援によって解放され、ペルーからも分離独立を果たし、国名に彼の名を用いた。
2 国旗の由来
中央の紋章には、国を象徴するポトシの丘、コンドル・リャマ・パンの木と太陽、州の数を表す九つの星が描かれている。赤・黄・緑の三色旗で、赤は独立闘争で流された血と犠牲、黄は豊かな鉱物資源、緑は森林資源を象徴している。
3 面積
110万平方キロメートル(日本の約3倍)
4 人口
1121.6万人(2017年 国家統計局)
5 首都
ラパス(憲法上の首都はスクレ)
6 言語
スペイン語及びケチュア語、アイマラ語を中心に先住民言語36言語
7 宗教
国民の大多数(95%以上)はカトリック教徒
8 豆知識
1879〜83年の「太平洋戦争」でチリに敗れ、1984年に太平洋沿岸の領土を失い内陸国となったが、今もチチカカ湖に海軍を保有している。