チャド共和国
重要なお知らせ
令和元年8月2日更新
基本情報
1 国名の由来
この国にある「チャド湖」からとられた。チャドは、現地の言葉で「大きな水域、広大な水のある地域」を意味する。
2 国旗の由来
旧宗主国フランスの三色旗を手本に、エチオピア国旗の「アフリカの色」を採り入れてデザインされた。青は空と希望とチャド湖を、黄は太陽と鉱物資源を、赤は独立の闘争で流された血と犠牲を表している。また、青は黒人が多い南部の農業地帯を、黄は北部のアラブ人の牧畜地帯と砂漠を、赤はその団結と進歩を表す。
3 面積
128.4万平方キロメートル(日本の約3.4倍)
4 人口
約1,489 万人(2017年 世界銀行)
5 首都
ンジャメナ
6 言語
フランス語、アラビア語(共に公用語)、部族語130以上
7 宗教
イスラム教(52%)、キリスト教(44%)他
8 豆知識
2001年7月にチャドのジュラブ砂漠で、700万年前のヒト科最古の化石と考えられるサヘラントロプス・チャデンシス(チャドのサヘル地方のヒトの意)、愛称トゥーマイが発掘(2002年7月に科学誌『ネイチャー』に発表)され話題を呼んだ。「トゥーマイ」とは、現地のゴラン語で「生命の希望」という意味で、チャドのデビー大統領により命名された。現地で、生活が厳しさを増す乾季の前に生まれた子供につける名前だという。