ドイツ連邦共和国
令和元年8月2日更新
基本情報
1 国名の由来
自称はドイッチュラントで、高地ドイツ語のdiutisk「民衆、同胞」と「国」を意味するlandからなる。第一次世界大戦後、共和制ドイツ(ワイマール共和国)が成立。第二次世界大戦後、1949年に東西に分割されたが、1990年に東西ドイツによる国家再統一がなされた。
2 国旗の由来
19世紀初めナポレオン軍との戦いに参戦した学生義勇軍の軍服の色に由来し、黒はマント、赤は肩章、黄は金ボタンを表し、自由と統一の象徴とされている。また黒・赤・黄(金)はそれぞれ勤勉・情熱・名誉を表す。ワイマール共和国の国旗に採用され、西ドイツに受け継がれたが、1990年の東西のドイツの統一時に、この国旗を使うことになった。
3 面積
35.7万平方キロメートル(日本の約94%)
4 人口
約8,289万人(2018年6月 独連邦統計庁)
5 首都
ベルリン
6 言語
ドイツ語
7 宗教
カトリック(29.9%)、プロテスタント(28.9%)、イスラム教(2.6%)、 ユダヤ教(0.1%)(ドイツ連邦統計庁)
8 豆知識
ドイツと日本の最初の接点は、1582年にヨーロッパへ派遣された天正遣欧少年使節に求めることができる。使節がドイツを訪れた記録はないが、1586年にアウグスブルグで「日本島からのニュース」と題する印刷物が発行され、そこには少年使節の肖像画がかなり克明に描かれている。一方、使節はドイツ生まれのグーテンベルク印刷機を持ち帰り、それにより初めて日本語書物の活版印刷が行われた。