インド
令和元年7月22日更新
基本情報
1 国名の由来
この地はインダス川の古名から「シンド(大河の意)」と呼ばれ、ペルシャ人はこれをヒンズーと呼んだ。16世紀初頭にペルシャに来航したポルトガル人が、ヒンズーをポルトガル語化して「インド」とした。
2 国旗の由来
イギリスからの独立運動の中で生まれた国旗。中央の紋章はチャクラ(法輪)と呼ばれる仏教のシンボル。3世紀頃のインドの神殿の柱に飾られていたもので、24の車軸は1日の時間を表している。初代首相のネールが全世界の自由と平和を目指して働き続ける新生インドのシンボルとして、この図柄を採用した。オレンジ色はヒンズー教、緑はイスラム教、白は両者の和解と平和を表している。
3 面積
約328.8万平方キロメートル(インド政府資料:パキスタン、中国との係争地を含む)(2011年 国勢調査)
4 人口
12億1,057万人(2011年 国勢調査)
5 首都
ニューデリー
6 言語
連邦公用語はヒンディー語、他に憲法で公認されている州の言語が21
7 宗教
ヒンドゥー教徒79.8%、イスラム教徒14.2%、キリスト教徒2.3%、シク教徒1.7%、 仏教徒0.7%、ジャイナ教徒0.4%(2011年 国勢調査)
8 豆知識
世界的に紙メディア離れが言われている中、インドでは新聞の売れ行きが伸びている。理由のひとつは識字率の向上らしい。インド国勢調査によれば、2001年に64.8%だった識字率が2011年では74%と10ポイントも上がった。12億人以上の人口を持つ国なので、日本の人口に匹敵する人々が字が読めるようになり、購読者数の増加につながっている。