キルギス共和国
令和元年8月9日更新
基本情報
1 国名の由来
住民の大部分を構成するキルギス族に由来する。キルギスの語源は明らかでないが、キル(草原)とギシュ(遊牧)の合成語「草原で遊牧する人々」の意味という説がある。
2 国旗の由来
中央に描かれているのは、輝く太陽とキルギス人の伝統的な移動式住居「ユルト」の中から見上げた天井を図案化したもの。太陽が放つ40の光線は、40の部族を表す。赤は、キルギス民族の英雄マナスに由来し、「高貴なマナス」の色といわれる。
3 面積
約19.9万平方キロメートル(日本の約半分)
4 人口
610万人(2018年 国連人口基金)
5 首都
ビシュケク
6 言語
キルギス語(国語)、ロシア語(公用語)
7 宗教
主としてイスラム教スンニ派
8 豆知識
天山の銀嶺に縁どられたイシク・クル湖は、ソ連時代は外国人立入禁止の幻の湖で、大きさは琵琶湖の約九倍、色は吸い込まれるように青く、「キルギスの海」とも「中央アジアの真珠」とも言われる。謎に包まれた湖で、湖底には集落跡があり、青銅器や土器などが湖岸に打ち上げられる。 なぜ集落が湖底に沈んだかは謎である。