リビア
令和元年8月9日更新
基本情報
1 国名の由来
リビアは「ギリシャ神話」のポセイドンの妻リュビア女神のこと。ギリシャから見て遠く地中海の彼方にある国という意味が込められている。
2 国旗の由来
色彩はこの国を構成する3地区、トリポリタニア、キレナイカ、フェザーンを表している。赤色がフェザーン、緑色がトリポリタニア、黒色がキレナイカで、この黒色部にイスラム教をあらわす三日月と五角星が入っているが、これはリビアの国王(イドリース1世)が1947年キレナイカの王となったときに、この旗が採用されたことを記念している。カダフィ政権時はイスラムの伝統色である緑一色の国旗であったが、政権崩壊後、王政時代のものが採用された。
3 面積
176万平方キロメートル(日本の約4.6倍)
4 人口
638万人(2017年 世界銀行)
5 首都
トリポリ
6 言語
アラビア語
7 宗教
イスラム教(スンニ派)
8 豆知識
国土の9割以上が砂漠で、大半が平坦な地形。1960年代までは可耕地1%の最貧国に甘んじていたが、良質の原油発掘により一転してアフリカ一裕福な石油成金国家になった。