マラウイ共和国
令和元年8月9日更新
基本情報
1 国名の由来
16世紀頃、マラウイ湖地方に栄えたバンツー系アフリカ人の王国マラウイにちなんでいる。マラウイは、「揺らめく炎、明るいモヤ」を意味し、マラウイ湖に立ち上がる陽炎を形容したものと言われる。
2 国旗の由来
国の象徴マラウイ湖の湖面から昇る日の出がイメージされている。水平線から昇る赤い太陽は、アフリカの希望と自由の象徴である。黒は国民を、赤は自由を求めて流された血と犠牲を、緑は美しい自然に恵まれた国土を表している。1964年に採用された。
3 面積
11.8万平方キロメートル(日本の約3分の1)
4 人口
1,862万人(2017年 世界銀行)
5 首都
リロングウェ
6 言語
チェワ語、英語(以上公用語)、各民族語
7 宗教
人口の約75%がキリスト教(その他イスラム教、伝統宗教)
8 豆知識
かつては食料自給に余裕があったが、内戦に揺れた隣国モザンビークから100万人の難民流入や、相次ぐ干ばつなどの結果、1987年以降は食糧危機の時代が続いた。農業人口が約80%を占める農業国で、葉タバコ、紅茶、コーヒーなどを輸出。南アフリカへの出稼ぎによる送金も外貨獲得の大きな支えとなっている。