モーリタニア・イスラム共和国
令和元年8月21日更新
基本情報
1 国名の由来
ギリシャ語でマウロス「皮膚の黒い人」と呼ばれたモール人(北アフリカのイスラム教徒のことでムーア人ともいう)の呼称に由来。1904年にフランス領、1958年フランス共同体内の自治共和国となり、1960年に独立した。
2 国旗の由来
緑の地に黄色の新月と星はイスラム教のシンボルの色と図柄で、イスラム教国を象徴する。また、黄色はサハラ砂漠を表し、緑は未来への明るい望みと砂漠地帯の緑化の願いを込めている。1959年に採用された。
3 面積
103万平方キロメートル(日本の約2.7倍)
4 人口
430万人(2016年 世界銀行)
5 首都
ヌアクショット
6 言語
アラビア語(公用語、国語)、プラール語、ソニンケ語、ウォロフ語(いずれも国語)。なお、実務言語としてフランス語が広く使われている。
7 宗教
イスラム教(国教)
8 豆知識
国土の大半をサハラ砂漠が占める一方、沿岸部には西アフリカ屈指の好漁場を持ち、水産資源が主要な外貨収入源となっている。日本の技術協力でタコつぼ漁が広まった経緯もあり、水揚げされるタコの約6割は日本へ輸出され、日本側から見れば、輸入するタコの約4割がモーリタニア産。