モンゴル国
令和元年7月22日更新
基本情報
1 国名の由来
モンゴルとは、12世紀に自称した族名で「勇猛な人」という意味。やがて、モンゴルは、彼らの居住地の名前となった。 13世紀初め、チンギス・ハンがモンゴル帝国を建国したが、その後、清朝の支配下に入り地名は消滅。1921年の独立により、モンゴルが復活した。
2 国旗の由来
左側の紋様はソヨンボ(蓮台)という伝統的なシンボル。上から炎、太陽と月、矢、巴型の魚、要塞などが描かれている。炎は回復、成長を表し、太陽と月は古代の自然宗教の名残。2匹の魚の巴型円は宇宙の単一性と陰陽を表し、2つの縦長の長方形は「2人の友情は石壁よりも強い」ということわざに由来する要塞で、団結が国の強さを表す。赤は正義を青はモンゴルの空を表す。
3 面積
約156.4万平方キロメートル(日本の約4倍)
4 人口
323.8万人(2018年 モンゴル国家統計局)
5 首都
ウランバートル
6 言語
モンゴル語(国家公用語)、カザフ語
7 宗教
チベット仏教等(社会主義時代は衰退していたが民主化(1990年)以降に復活。1992年2月の新憲法は信教の自由を保障。)
8 豆知識
世界一人口密度の少ない国家。 競馬、弓術、相撲(男の三競技)が好まれる。中でもボフと呼ばれる土俵のないモンゴル相撲は盛んで、モンゴル初の五輪メダリスト(1968年メキシコ大会レスリングで銀メダル)はモンゴル相撲の横綱、ジグジドゥ・ムンフバトであった。彼は横綱白鵬の父である。