ネパール
基本情報
1 国名の由来
サンスクリット語の「ニパアラヤ(山麓の住まい)」が転訛した(インド系住民が付けたもの)、または、チベット語の「ニアンパル(神聖な土地)」が転訛した(チベット系住民が付けたもの)、など諸説ある。1769年シャー(グルカ)王朝によって統一され、2008年に王制を廃止して共和制となった。
2 国旗の由来
三角形を2つ重ねた世界で唯一四角形でない珍しい国旗。2つの三角形はヒマラヤ山脈を表し、同時にヒンドゥー教と仏教の2大宗教を表す。図柄の月と太陽はヒンドゥー教のシンボルで、月は王家を、太陽は宰相を表し、国家が永く繁栄するようにとの願いを込めたもの。青はヒマラヤの空を、赤は国花シャクナゲの色で国民を象徴している。1962年に採用された。
3 面積
14.7万平方キロメートル(北海道の約1.8倍)
4 人口
2,649万人(2011年 人口調査)
5 首都
カトマンズ
6 言語
ネパール語
7 宗教
ヒンドゥー教徒(81.3%)、仏教徒(9.0%)、イスラム教徒(4.4%)他
8 豆知識
国土北部はヒマラヤ山脈が占め、世界に14座しかない8000m峰(標高8,000mを超える高峰)のうち、世界最高峰エベレスト(サガルマータ)8,848mや世界第3位カンチェンジュンガ8,586mなど、実に8座を有する。