北朝鮮
令和元年8月21日更新
基本情報
1 国名の由来
「朝鮮」とは、朝が鮮やかで美しい国という意味で14世紀に李氏が王朝を建てたときに始まる。3世紀末の氏族国家の成立から三国時代(高句麗、新羅、百済)、新羅、高麗、李氏朝鮮と王朝が交代した。日本統治を経て1948年に独立し、朝鮮半島の北側を朝鮮民主主義人民共和国と称したが、1951年の朝鮮戦争によって北緯38度を挟んで南北に分断され今日に至っている。
2 国旗の由来
白い円は太極(宇宙)を、星は社会主義を象徴している。赤は社会主義の建設を、青は平和への希望を、白は純潔と光明を表している。赤・青・白の配色は、韓国旗と同様古くから朝鮮民族の伝統色として親しまれている。1948年に採用された。日本と国交がないため、この国旗が日本国内で正式に掲げられることはない。2001年の南北首脳会談後、オリンピックなどのスポーツ大会では、白地に朝鮮半島を描いた「統一旗」が用いられている。
3 面積
約12万平方キロメートル(朝鮮半島全体の55%)(日本の33%に相当)
4 人口
約2,515.5万人(2015年 国連経済社会局人口部)
5 首都
平壌(ピョンヤン)
6 言語
朝鮮語
7 宗教
仏教徒連盟、キリスト教徒連盟等の団体があるとされるが、信者数等は不明。
8 豆知識
金正恩体制下の平壌では子どもたちにローラースケートが人気。スカッシュコートやゴルフ練習場、市民向けの乗馬クラブもある。