ポーランド共和国
令和元年8月2日更新
基本情報
1 国名の由来
ポーランとは「平原、農牧地」の意味。英語では、これにランド「国」をつけてポーランドと呼んだ。自国ではポルスカと呼ぶ。 1947年に社会主義政権の人民共和国が成立、1989年に社会主義体制と決別し現在の国名に変更。
2 国旗の由来
15世紀初頭、ドイツ騎士団を撃破した「タンネンベルグの戦い」で使われた赤地に白鷲が描かれた軍旗が基。赤い夕日を背景に飛ぶ白い鷲に吉兆を見て、赤地に王冠つきの白鷲を王国の紋章にしたという建国伝説に由来する。その後、白鷲は白に、夕日は赤に象徴されて現在の2色旗になり、1919年に国旗として定められた。
3 面積
32.2万平方キロメートル (日本の約5分の4。日本から九州、四国を引いた程度)
4 人口
約3,840万人(2019年 ポーランド中央統計局)
5 首都
ワルシャワ
6 言語
ポーランド語
7 宗教
カトリック(人口の約88%)
8 豆知識
古くからドイツ、オーストリア、ロシアなど列強により分割、消滅を繰り返してきたため、"悲劇の国"とも呼ばれ、世界中に散らばったポーランド人は1千万に達する。ポーランド人は強い愛国精神、したたかな抵抗精神、そして議論好きな国民性をもつ。地動説のコペルニクス、ピアノの詩人ショパン、物理学者キュリー夫人のほか、長崎で布教したコルベ神父、社会福祉事業で活躍したゼノ神父なども知られる。