南スーダン共和国
令和元年8月9日更新
基本情報
1 国名の由来
スーダン共和国から南部の10州が独立したことによる。スーダンはアラビア語のビリャド・エス・スーダン(黒い人の国)に由来する。
2 国旗の由来
黒は国民(黒人)を、白は平和、赤は自由のために流された血、緑は国土、青はナイル川の水を表す。また、青はハルツームを首都とするスーダンがイスラム圏であるのに対し、南部はキリスト教の一派であるコプト教徒の多い国であるので、イスラム教の国の旗との区別をはっきりさせるために取り入れられたと思われる。金色(黄色)の星はこの国の多くの人々がキリスト教徒ということもあり、イエス・キリストの生誕地ベツレヘムの星とされ、南スーダン国民の団結を象徴している。
3 面積
64万平方キロメートル(日本の約1.7倍)
4 人口
1,258万人(2017年)
5 首都
ジュバ
6 言語
英語(公用語)、アラビア語、その他部族語多数
7 宗教
キリスト教、伝統宗教
8 豆知識
国旗のデザインがケニアやマラウイを想起させるが、それは同じく世界黒人開発協会アフリカ社会連合(UNIA-ACL)の旗に基づくデザインであるため。