スペイン王国
令和元年8月2日更新
基本情報
1 国名の由来
「スペイン」は英語の地名で、正式には「エスパーニャ」。エスパーニャは、ローマ時代の地名ヒスパニアに由来する。ヒスパニアの語源は、古代カルタゴ人が、海岸地方に植民地を作り、セファン「兎の国」と呼んだという説と、古ラテン語のヒスペリア「西方の国」の意味とする説がある。
2 国旗の由来
「血と金の旗」と言われる。紋章は、王冠と楯を2本の柱が支え、楯には5つの古王国の紋章が組み込まれている。柱は「ヘラクレスの柱」と呼ばれ、ジブラルタル海峡を表し、その先の未知なる大地を象徴している。柱に巻かれたリボンには「より遠くの世界へ」とラテン語で記されている。赤は外敵を撃退したときに流された血、黄は豊かな国土を象徴している。
3 面積
50.6万平方キロメートル(日本の約1.3倍)
4 人口
約4,666万人(2018年1月)
5 首都
マドリード
6 言語
スペイン(カスティージャ)語 (なお、スペイン憲法は、バスク語、カタルーニャ語、ガリシア語、バレンシア語、アラン語についても、同第3条において、それぞれの自治州の公用語として認めている。)
7 宗教
憲法で信仰の自由が保障されている。
8 豆知識
日本との交流は1549年の宣教師ザビエルの来日に始まり、1584年日本から天正遣欧使節が初めてスペインの地を踏んだ。現在でもシャボン、カステラといったスペイン語を語源とする外来語が日本語に採り入れられている。