スリランカ民主社会主義共和国
令和元年7月22日更新
基本情報
1 国名の由来
シンハラ語で「聖なる光輝く島」という意味。1948年イギリス連邦内の自治国「セイロン(ライオンの島の意)」として独立したが、1972年に「スリランカ」に改めた。
2 国旗の由来
剣を持つライオンはシンハラ王朝以来のシンボルで、王家がライオンの子孫だという建国神話に基づく。四隅の4枚の葉は菩提樹で、黄色と共に住民の7割を占める仏教徒を表す。左側の緑はイスラム教または ムーア人を、オレンジ(サフラン)色はヒンズー教またはタミル人を表し、宗教・民族の融和を象徴している。
3 面積
約6.6万平方キロメートル(北海道の約0.8倍)
4 人口
約2,103万人(2016年)
5 首都
スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ
6 言語
シンハラ語・タミル語(公用語)、英語(連結語)
7 宗教
仏教徒(70.1%)、ヒンドゥ教徒(12.6%)、イスラム教徒(9.7%)、 キリスト教徒(7.6%) (一部地域を除く値)
8 豆知識
仏教国でありながら、占星術がスリランカ人の精神的よりどころとなっている。国が定める行事や祝祭日の日時は占星術で選ばれることが多く、日常生活にも深く関わっている。子供が生まれると、運命録ともいうべき占書の作成を占星術師に依頼する慣習がある。