シリア・アラブ共和国
令和元年8月2日更新
基本情報
1 国名の由来
シリアは聖書にあるアラムの地で、古代から東地中海沿岸地方を漠然とさす地名だった。国名の語源は定かではないが、かつてこの地方にあった国家アッシリア(日の出の地方の意味)の名が転訛した、という説がある。
2 国旗の由来
イスラム教圏によくある赤・白・黒・緑の配色。赤は国を守る剣を、白は国民の善を、黒は過去の戦いを表している。中央の2つの緑の星は、美しい大地とアラブの一致を表すと同時に、1958年にエジプトと連合したときの名残りで、両国の友好を示している。
3 面積
18.5万平方キロメートル(日本の約半分)
4 人口
2,240万人(2012年 世界銀行)
5 首都
ダマスカス
6 言語
アラビア語
7 宗教
イスラム教90%(スンニー派 74%、アラウィ派、ドルーズ派など 16%)キリスト教10%
8 豆知識
国民の半数近くが戦禍を逃れて難民となっているシリアは、地中海東岸に位置し、トルコ、イラク、ヨルダン、イスラエル、レバノンと接している。「肥沃な三日月地帯」の一部で、古くから東西交流の要衝として栄えてきた。