タジキスタン共和国
令和元年8月9日更新
基本情報
1 国名の由来
国民の大多数を構成するタジク人に由来し、タジク人の国という意味。7世紀にこの地に侵入したトルコ人がイラン系住民をタジクと呼んだ。タジクは「冠」の意味。
2 国旗の由来
中央の金色の冠と七つの星を組み合わせた紋章は、国民が一致団結して国の主権を守り、隣国との友好関係を築くことを表す。赤はタジキスタンの伝統的な色で、白は農業の基礎となっている綿花生産を、緑は他の農産物を表すと言われている。
3 面積
約14万3,100平方キロメートル(日本の約40%)(出典:CIS統計委員会)
4 人口
890万人(2017年 国連人口基金)
5 首都
ドゥシャンベ
6 言語
タジク語(公用語)、ロシア語も広く使われている。
7 宗教
イスラム教スンニ派が最も優勢。パミール地方にはシーア派の一派であるイスマーイール派の信者も多い。
8 豆知識
2011年、独立20周年を記念し、165mの世界一高い国旗掲揚台を建設し、ギネスブックに登録された。旗の大きさは長さ60m、幅30m。重さは350kg。
資料リスト
- ※1 トルキスタン・・・今日テュルク系民族が居住する中央アジアの地域を指す歴史的な地域名称。「テュルク人の (Turki) 土地 (-stan)」を意味するペルシア語に由来する。
- ※2 パミール高原・・・キルギスタン、タジキスタン、新疆ウイグル自治区、アフガニスタン、パキスタンにまたがる高地。多くの山脈からなり、〈世界の屋根〉と呼ばれる。