アラブ首長国連邦
令和元年8月2日更新
基本情報
1 国名の由来
アラブ(arab)は「砂の民、遊牧を行う人」という意味。七つの首長国が集まってできた連邦国家を意味する。一般に「UAE」の略称で知られている。1892年イギリスの保護領となったが、1971年にアブダビなど六つの首長国が連邦を結成して独立した。(翌1972年、もう一か国が参加、現在の体制になった。)
2 国旗の由来
赤は聖戦によって流された尊い血と犠牲を、緑は豊かな国土を、白は清浄な生活を、黒は過去の圧政や戦争を表す。この4色の意味は、17世紀のイラクの詩人が作った詩に基づいていると言われ、現在では「アラブの色」としてアラブ・イスラム諸国でよく使用されている。
3 面積
約8.4万平方キロメートル
4 人口
約940万人(2017年 世界銀行)
5 首都
アブダビ
6 言語
アラビア語
7 宗教
イスラム教
8 豆知識
首都で全国土の約80%を占めるアブダビ、世界的にも発展の著しいドバイの他、シャルジャ、アジュマーン、フジャイラ、ウムアルカイワイン、および独立から一年遅れて加わったラスアルハイマの七つの首長国で構成される連邦国家。大統領はアブダビ首長、副大統領はドバイ首長が務めている。