英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
令和元年8月2日更新
基本情報
1 国名の由来
イギリスは、アングル人の国を意味するイングランドのポルトガル語読み「イングレス」の日本語なまり。イギリス諸島最大のグレートブリテン島は、ケルト系の先住民ブリトン人に由来する。19世紀初め、グレートブリテン・アイルランド連合王国が成立するが、1922年、南アイルランドが分離し、現国名に改称。
2 国旗の由来
連合王国を構成する3つの王国の守護聖人の十字旗を組み合わせ、1人の君主の統治下にあることを表す。(イングランドは聖ジョージの白地に赤十字、スコットランドは聖アンドリュースの青地に白のX十字、アイルランドは聖パトリックの白地に赤のX十字。)「ユニオン・ジャック」と呼ばれるのは、船首(jackstaff)に揚げる旗だったことに由来する。
3 面積
24.3万平方キロメートル(日本の約3分の2)
4 人口
6,565万人(2016年)
5 首都
ロンドン
6 言語
英語(ウェールズ語、ゲール語等使用地域あり)
7 宗教
英国国教等
8 豆知識
日本と英国の関係は、1600年に漂着したオランダ船の航海長ウィリアム・アダムズに始まる。アダムズは徳川家康に気に入られ、幕府の外交顧問として仕えた。後に日本名「三浦按針」と領地を与えられ、日本で亡くなった。スウィフト著『ガリバー旅行記』の第3部に日本が登場するが、アダムズの見聞記録が元になったという説や、ガリバーのモデルがアダムズでは?という説もある。