このデータベースは、本サイトで紹介する江戸・東京の資料を資料の種類とキーワードから検索閲覧することができます。
江戸時代後期、上方で生まれた、伝奇的要素の強い「読本」と呼ばれる形式の文芸作品が江戸でも流行しました。その読本の代表的な作品が馬琴の手による『南総里見八犬伝』です。28年にわたって書き続けられた近代以前の最長編小説でもありました。
平安時代に紫式部によって書かれた『源氏物語』の世界を室町時代に置き換えて描いた合巻の代表的な作品です。合巻とは草双紙の一種で、赤本、黒本、青本、黄表紙と展開してきた江戸文芸をさらに発展させ、それまで5丁1冊としていた本を、数冊分合わせて1冊とした絵草紙のことで、長編作品が作られる一つのきっかけとなりました。
「庭訓」とは家庭内の教訓や家庭教育のことですが、本書は女子用の教科書として江戸時代、寺子屋などで使用されたものです。女子向けの寺子屋の中には『源氏物語』を教える女師匠もいました。
江戸時代後期を代表する狂歌師50人の肖像に狂歌を添えて描いた彩色刷の絵本です。絵は北尾政演(戯作者名は山東京伝)の手によるもので、狂歌師を王朝歌人風に描いています。
『江戸雀』は江戸で刊行された初めての江戸地誌です。実用的な江戸の名所案内として作られており、巻末にはおよそ東西南北三里四方の大概を記すとあり、大名屋敷・社寺・町・橋の総数などが付されています。京都・大坂(難波)の町案内書と合わせて「三雀」と呼ばれていました。
明暦3年(1657)1月、本妙寺(現・文京区本郷あたり)より出火した火災、いわゆる明暦の大火の様子を記録した仮名草子です。絵入りで、火事の様子などが詳しく描かれています。
現在、5月に行われている浅草神社の祭礼・三社祭(浅草祭)ですが、江戸時代は3月17日、18日の両日に行われ、丑・卯・巳・未・酉・亥年の1年おきに本祭が行われました。
『千羽鶴折形』は寛政9年(1797)に京都で発行されたもので、1枚の紙で2羽~100羽の鶴をつなげて作る連鶴(れんづる)の作り方、49種を描いたものです。作り方といっても具体的な折り方の説明はなく、開いた紙にどのように切込みをいれるか、ということのみが示されています。それぞれの連鶴に、蓬莱(ほうらい)、稲妻、妹背山(いもせやま)、百鶴などという名前がつけられています。
「あをものうり(青物売り)」や「せとものうり(瀬戸物売り)」「まんぢう屋(饅頭屋)」などの物売りの姿を描いた絵の一部が文字になっています。文字を組み合わせて絵を描き遊びました。文字絵としてのおもしろさはもちろんですが、収載されている32枚の文字絵から、当時の物売りや職人の風俗も知ることができます。
「智恵の板」とは正方形の板を7つに切り、その7片を並べかえて、色々な物の形を作って遊ぶパズル形式の玩具です。