1964 to 2020 クイズでめぐる東京のまち Q6 いつも晴れた海を望む
正解!
Q6 晴海は昭和30(1955)年に開催されたあるイベントの会場となったことで有名になりましたが、それは次のどれでしょう。
A6 ②日本国際見本市
関東大震災の後、「帝都復興のためには東京港の整備が必要不可欠」という意見が強まり、昭和6(1931)年に東京港修築工事が始まりました。この埋立地造成によって、「月島4号」として完成した埋立地が現在の晴海です。地名は「いつも晴れた海を望む」という希望から、昭和12(1937)年に「晴海」に決定しました。
昭和30(1955)年に開催された日本国際見本市で、晴海の名は広く知られるようになりました。3年後には東京国際見本市会場が建設され、ここでは東京モーターショーなどの大規模なイベントも開催されました。
現在は東京2020大会の選手村として、また大会後は住居として開発が進められています。
【参考文献】『ぐるっと湾岸再発見 東京湾岸それぞれの物語』 志村秀明 著 花伝社 2020.7