まとめる・書く
目次
- 0. はじめに
- 1. レポート・論文って何!?
- 2. レポート・論文作成のステップ
- 3. テーマの決め方・絞り方
- 4. 情報を集めよう!
- 5. まとめる・書く
- 6. 都立図書館をもっと上手に利用するために
- 7. 役立つツール(情報源):詳細版
レポート作成の心得3か条
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一、テーマ決め・情報収集には図書館を活用すべし
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二、信頼できる情報かじっくり見極めるべし
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三、参考資料をきちんと書くべし
本やインターネットなどで集めた情報について、「どこ」に「何」が載っていたのか、きちんとメモしておきましょう!
情報を整理しよう
集めた情報を整理しておくと、レポートを書くときに便利です。
メモ帳やノートなど、お気に入りのグッズを活用してわかりやすく整理してみましょう。
アリスさんはこんな風にメモを作ってみました。
整理のポイント
- レポートの構成をイメージしながらテーマごとにまとめておく。
- 本やウェブサイトをあとで確認できるように、「どの情報源に書いてあったか」と、ウェブサイトの場合はURL(https://で始まるホームページのアドレス)をまとめておく。
- 「この本読んだっけ?」とならないように、使わないものも含めて、見た情報源はメモしておく。
- 新聞の切り抜きや本などのコピーは、日付や書名などの詳細を書いてとっておく。
あると便利なグッズ(例)
- 付箋
- メモ帳
- クリアファイル
- ノート
- パソコンやスマートフォン
レポートを書いてみよう
レポートを書く際に、参考になる本とウェブサイトを紹介します。
レポートのまとめ方については、先生から指定される場合もあるので注意しましょう。
BOOK
酒井聡樹著 共立出版 2017.7
初めてレポート・論文を書く人向け。わかりやすい文章作成のために良い例、悪い例を比較して紹介。
東京都立中央図書館所蔵
請求記号 816.5/5061/2017
資料コード 7109641890
『学びの技 14歳からの探究・論文・プレゼンテーション』 改訂版
後藤芳文著、伊藤史織著、登本洋子著 玉川大学出版部 2014.11
発表の準備の方法など、「学びの技」を紹介。
東京都立多摩図書館所蔵
請求記号 002.7/5131/2014
資料コード 7104867099
山口裕之著 新曜社 2013.7
「コピペ」と言われない、正しい引用の方法を分かりやすく解説。レポート作成のアドバイスも豊富。
東京都立中央図書館所蔵
請求記号 816.5/5048/2013
資料コード 7102534145
「引用」とは
自分の文章の中で、他の人の文章をそのまま使うことです。
似たものとして、他の人の文章を自分の言葉で言い換える「要約」もあります。
このように、本やウェブサイトなどを参考にしてレポートを書いたときは、必ず「参考資料」として出典を書いておくようにしましょう。
Web Site
学習院大学図書館「最強のガイドブック」 -13分でわかるレポート材料の集め方-
大学生向けのやや難しい(でも最強の)レポート作成ガイド。
参考資料の出典の書き方(例)
- 本
著者名・本の題名・出版社・発行年 - 雑誌
記事の著者名・記事の題名・雑誌名・出版社・雑誌の号数・発行年/月/日・ページ - 新聞
発行年/月/日(曜日)・新聞名・朝刊か夕刊か・引用したページ・記事のタイトル - ウェブサイト
ウェブサイトの運営者・ウェブサイト名・そのページが作成された日付・URL・情報入手日(そのウェブサイトを調べた日)