地名
令和元年9月4日更新
『角川日本地名大辞典 13 東京都』(角川書店 1998年) RT/0・200/112/1998
「総説」、「地名編」、「地誌編」、「資料編」からなる。地名編は、歴史的行政地名・自然地名・人文地名・その他の地名が網羅的に収録され、基本的に仮名見出しの五十音順配列で引きやすく工夫されている。地誌編は、区市町村別に沿革などのほか現行行政地名が解説されている。冒頭にある地名用語の解説の他、資料編に「小字一覧」「地名名数一覧」などが付されている。現在はオンデマンド版(RT/290.1/5024/2009)が出版されている。
『日本歴史地名大系 13 東京都の地名』(平凡社 2002年) RT/290.1/5001/2002
区・市など行政区画単位ごとに、自然・遺跡・交通と産業・文化に関するさまざまな歴史地名を収録し、解説。現地名も併記されている。歴史地名は、五十音順の配列ではないので、索引を活用する必要がある。「文献解題・用語解説」、「行政区画変遷・石高一覧」、「旧十五区町名一覧」等、関係の資料は充実している。
都立図書館ではオンラインデータベース「ジャパンナレッジ」で検索できる
『江戸東京地名事典』本間信治著(新人物往来社 1994年) RT/0・200/3172
幕末に刊行された江戸の「切絵図」(近吾堂板)に記載されている地名、町名、俗称、建築物などの由来、位置、沿革、エピソードなどを詳細に記述したもの。したがって対象地域は江戸市中にとどまり、現在の23区よりも狭い範囲となる。
『東京の地名由来辞典』竹内誠編(東京堂出版 2006年) RT/290.1/5010/2006
23区の地名の由来について、伝承等によるものだけではなく、可能な限り典拠となる史料名を明記し解説している。
『東京都地図地名総覧』人文社編(人文社) DRT/ 0・290/ 1/
「東京都全地名索引」で当時の地名を五十音順で掲載しており、読みがわかる。昭和36年版〜平成11年版まで所蔵。平成11年版で終刊。
『国土行政区画総覧 3 東京都- 福井県』国土地理協会編(国土地理協会 2006)DR/ 318.1/ 5041/ 3
加除式資料(現在も維持)。区市町村ごとにルビ付きで地名を収録。住居表示実施前後の新旧地名が対照されている。現在の郵便番号も記載。
地域別の地名索引・事典
『下谷浅草町名由来考』(台東区 1967年) 0922/T046/S
『ぶんきょうの町名由来改訂版』(文京区教育委員会 2012年)T/ 32・290/ 5024/ 2012
『増補 港区近代沿革図集』(港区立港郷土資料館 2006年-2011年) RT/35・290/ 5014/
1〜6各冊の「町名・地名・坂名・橋名等の起源と変遷」は事典としても利用できる。
『新修新宿区町名誌 地名の由来と変遷』(新宿区生涯学習財団新宿歴史博物館 2010年) T/ 36・290/ 5041/ 2010
『いたばしの地名』(板橋区教育委員会 1995年) T/44・70/1/81
『中野区の地名由来に関する記述文献索引』(中野区立中央図書館 2001年) T/46・20/5002
『杉並の地名』(杉並区教育委員会 1978年) T/47・70/1/19
『杉並の通称地名』(杉並区教育委員会 1992年) T/47・70/1/37
『渋谷の地名 資料集』(渋谷区教育委員会 1988年) T/48・20/22
『品川の地名』(品川区教育委員会 2000年) T/51・20/15/13
『世田谷の地名』上下 三田義春編著(世田谷区教育委員会 1984年-1989年) T/54・20/44/1,2
『多摩の地名』保坂芳春著(武蔵野郷土史刊行会 1980年) T/60・20/48
『ふるさとの地名』(府中市 1987年) T/67・20/3013
『武蔵野の地名』中島利一郎著(新人物往来社 1976年) T/91・20/4