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東京文化財ウィーク2022参加企画展「あつめずにはいられない 〜趣味人の貼込帖から〜」を開催します!!

2022年10月31日

本年度は「あつめずにはいられない 〜趣味人の貼込帖から〜」として、「貼込帖」をテーマに、蒐集家の趣味の世界をご紹介します。貼込帖は一種のスクラップブックで、特別文庫室では趣向を凝らした様々な貼込帖を所蔵しており、浮世絵や商店の引札、駅弁の掛け紙やマッチラベルなど、実に多彩な紙類が貼り込まれています。これらはデザイン性に富み、見た目に美しく楽しいものも多く、当時の世相や流行を伺い知ることができる貴重な資料でもあります。
同時開催で、「絵図・建築図面で巡る江戸城ツアー」と題し、重要文化財「江戸城造営関係資料」(甲良家伝来)の建築図面や浮世絵等を使用して、江戸城本丸周辺をご紹介します。
展示は、昨年度に引き続き電子展示の形式で開催します。

電子展示はこちらからお入りください。

会期

令和4年10月31日(月)から11月30日(水)まで

会場

東京都立図書館ホームページ(電子展示)

展示内容

1 「あつめずにはいられない 〜趣味人の貼込帖から〜」
様々な貼込帖から以下のものをご紹介します。

●見立番付さまざま
見立番付は、いろいろな事物を、相撲番付の「大関」「関脇」など相撲取りの地位に見立てて、ランク付けしたものです。全国の名産や江戸の蒲焼き屋などの見立番付を紹介します。

●大小暦の愉しみ〜錦絵を生んだ小世界
陰暦では月の大小(1か月が30日の月が大、29日の月が小)が毎年、異なっていました。大小暦とは、その年の月の大小の区別を文字や絵で示した簡単なカレンダーのことです。様々な趣向を凝らしたものをご紹介します。

●引札(ひきふだ)〜印刷広告の元祖
宣伝のために顧客や市中に配る印刷物や書き付けのことです。目を引く色鮮やかな料亭や化粧品などの引札を紹介します。

●包み紙・掛け紙
駅弁の掛け紙や各地の名産品の包み紙など食に関する紙ものをご紹介します。

●マッチラベルの魅力
意匠を凝らした様々なマッチラベルをご紹介します。

●古裂(こぎれ)
「金襴(きんらん)」などの織物や「更紗(さらさ)」といった染物の古い布(古裂)の貼込帖をご紹介します。

●硯(すずり)
近世の国学者にして蔵書家として知られた屋代弘賢(やしろひろかた)(1758-1841)の手による硯の貼込帖を紹介します。

●趣味人・加賀豊三郎
当室所蔵の加賀文庫には多くの貼込帖があります。加賀文庫の旧所蔵者である実業家加賀豊三郎(かがとよさぶろう)(1872-1944)についてご紹介します。

2 「絵図・建築図面で巡る江戸城ツアー」
重要文化財「江戸城造営関係資料」(甲良家伝来)の建築図面や関連する浮世絵等で、江戸城本丸、天守、紅葉山、吹上の各所をご紹介します。

重要文化財の展示について

展示資料のうち重要文化財5点程度を実物展示いたします。
期間:2022年10月29日(土)〜11月6日(日)
場所:東京都立中央図書館5階特別文庫室
時間:午前10時〜午後5時30分

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