法律情報調べ方講座「もしも遺言が気になったら〜図書館で遺言について、楽しく考えてみませんか?〜」を開催しました。
2018年6月 6日
7月22日に、行政書士の山賀良彦氏、寺田康子氏をお招きし、法律情報調べ方講座「もしも遺言が気になったら〜図書館で遺言について、楽しく考えてみませんか?〜」を開催しました。猛暑にも関わらず、定員を超える80名近くの参加者にお越しいただきました。
開催概要
日時(終了しました)
2018年7月22日(日)
午後2時から4時まで
会場
東京都立中央図書館 4階 第2・3研修室
講師
行政書士 山賀 良彦(やまが よしひこ)氏
東京都行政書士会 法教育推進特別委員会委員長
飛鳥山行政書士事務所所属
行政書士 寺田 康子(てらだ やすこ)氏
東京都行政書士会 法教育推進特別委員会副委員長
行政書士オフィスさくら法務所属
講座内容
ロールプレイング形式の寸劇を交えながら、主に遺言の書き方、相続の基礎知識、法律情報の調べ方をお話しいただきました。
- 図書館を使って調べよう!
蔵書検索や司書のレファレンスを利用した、資料の探し方を紹介しました。例えば、遺言に関する本を探すとき、分類「3:社会科学」を選択して絞り込むと、小説などを除外することができます。
専門家に相談する前に本を読むことで、悩みや質問のポイントが整理できます。 - 行政書士に相談しよう!
自分自身で簡単に書ける、自筆証書遺言の書き方を中心に説明しました。本文、日付、氏名を本人が手書きし、印鑑を捺すことが重要です。
"花押は印鑑の代わりにならない"という実際の判例などを紹介しながら、遺言を書くときの注意点やトラブルの回避法を解説しました。
参加者の声
- 図書館の活用の仕方、遺言のことがよくわかりました。
- 法の素人でもよくわかる内容で、まさに「法教育」でした。ロールプレイも効果的でわかりやすかったです。
- 図書館ならではの切り口で満足しました。条文をただ読むより頭に入りました。
- 近所でも無料相談会があるか探して、相談してみます。その前に予備知識として、資料を探してみたいと思います。
関連資料紹介
暮らしの問題で迷ったとき、これらの資料や専門家の助言がお役に立つかもしれません。このほかにも、都立中央図書館1階の法律情報コーナーを中心にさまざまな資料がありますので、ぜひご活用ください。