東京マガジンバンクカレッジ 雑誌総合セクション「雑誌が作り出すトレンドの変遷とミライ 『DIME』『サライ』『BE-PAL』の編集長に聞く!」当日の様子
2019年4月23日
最終更新日 2019年9月11日
令和元年6月8日(土)に、東京マガジンバンクカレッジ雑誌総合セクショントークイベント「雑誌が作り出すトレンドの変遷とミライ〜『DIME』『サライ』『BE-PAL』の編集長に聞く!〜」を開催しました。
当日の概要をお伝えします。
日時
令和元年6月8日(土) 午後2時から午後4時まで
講師
安田 典人(やすだ のりひと)氏
『DIME』編集長
小坂 眞吾(こさか しんご)氏
『サライ』編集長
沢木 拓也(さわき たくや)氏
『BE-PAL』編集長
会場
東京都立多摩図書館 2階 セミナールーム
内容、会場の様子
トークイベント
3名の講師が、現役編集長の立場から、それぞれ自身が手掛ける雑誌の特徴や創刊号からの変遷を解説しました。また、『DIME』編集長の安田さんが進行役を務め、今後のトレンドや雑誌メディアの未来について意見を交わしました。
安田さんは『DIME』内で発表している「トレンド大賞」をもとに、平成におけるトレンドの特徴や今後の動向予想についてわかりやすく解説してくださいました。
小坂さんは、『サライ』編集長の立場から、「雑誌は従来若者向けと思われていたが、それだけではない」と提言し、これまでにご自身が手掛けた企画の中でヒットしたシニア層向けの特集を紹介してくださいました。
沢木さんは、アウトドア情報誌『BE-PAL』の内容を取り上げつつ、近年のアウトドアブーム再燃や、アウトドアと地方自治体とのタイアップイベントの増加等について説明してくださいました。
質疑応答では「雑誌に触れていない若い世代に声をかけるとしたら?」「SNSでの炎上など、雑誌を作るにあたっての自由度は?」などの質問があり、それに対して講師3名がそれぞれ率直な意見をお話しくださいました。
参加者の方からは、「時代の先端を知る仕事のプロフェッショナルの話が聞けて良かった」「雑誌作りの裏話が面白かった」などといった意見をいただきました。
資料展示
都立多摩図書館が所蔵する雑誌『DIME』『サライ』『BE-PAL』や、小坂さんが編集に携わった『落語昭和の名人』等の雑誌を多数展示しました。
イベント開始前及び終了後には、多くの参加者が展示資料を熱心にご覧になっている姿が見られました。
バックヤードツアー
トークイベント終了後、希望者を対象としたバックヤードツアーを実施しました。普段は入れない書庫で、職員が都立多摩図書館所蔵雑誌の説明を行いました。当日の呼びかけにもかかわらず多くの方に参加いただき、質問も活発に飛び交いました。
当日の映像
講演会当日のダイジェスト映像は、東京都公式動画チャンネル「東京動画」で公開しています。 下記リンクをクリックすると、ご覧いただけます。